生の緑黄色野菜をすりつぶして搾った汁「青汁」。大麦若葉青汁は、成長期で栄養価が最も高い時期の大麦で作られた青汁です。
健康に良いけれど飲みにくいことでも有名な青汁ですが、大麦若葉青汁は、クセがなくて飲みやすいことで大人気です。
■大麦若葉青汁
大麦若葉は、その名の通り、イネ目イネ科オオムギ属オオムギ種である大麦(Hordeum vulgare,Barley)の若葉です。大麦は、小麦と同じく世界最古の作物で、日本へは小麦よりも1世紀早く、3世紀ごろ朝鮮半島を経て伝来し、奈良時代には既に広く栽培されていました。
大麦には、大別すると、二条大麦と六条大麦の2種類があります。
二条大麦は、タンパク質量が少なくビールの醸造に適しており、ビール麦とも呼ばれています。一方、六条大麦は古くから麦茶や麦ごはんに使用されており、日本で大麦と言えば六条大麦を指します。青汁には二条大麦も六条大麦も使用されているようです。
小麦や大麦は、栽培の途中、新芽を何度も踏みつけます(いわゆる麦踏み)。麦踏みは、梅雨という季節を収穫期に迎える地域で行われる作業で、世界中で行われている作業ではありません。麦踏みによって、茎の肥大、成長の抑制、根の量の増加、分けつの促進など効果がもたらされます。つまり、麦は強く成長します。
ところで、ビタミン類やミネラル類が、健康な体を維持し、また老化を予防するのに必要である栄養素であることは言うまでもありません。ビタミン類やミネラル類が不足すると、様々な症状を招きます。
- ビタミンA>>>夜盲症、視力低下、皮膚乾燥症など
- ビタミンB1>>>頭痛、食欲減退、倦怠、胃腸障害、神経障害、脚気など
- ビタミンB2>>>栄養障害、肝臓障害、視覚障害、糖尿病など
- ビタミンC>>>出血性素因、骨疾患、貧血、胃腸障害、壊血病など
- カルシウム>>>精神不安定、骨粗しょう症、動脈硬化、高血圧など
- カリウム>>>高血圧、疲労、ストレスなど
- マグネシウム>>>高血圧、動脈硬化、骨粗しょう症など
- 鉄>>>貧血、痔、下痢など
- 亜鉛>>>味覚障害、脱毛、発育障害、生殖不能症など
大麦が草丈20〜30cm程に成長したときの若葉を、大麦若葉と呼んでいますが、この時期の大麦は成長期にあり、大麦若葉は、各種ミネラル類や各種ビタミン類、酵素、タンパク質、繊維など、栄養分に富んでいます。
大麦若葉の栄養比較
- ビタミンA:ほうれん草の約3〜6倍
- ビタミンB1:牛乳の約30倍、ほうれん草の約10倍
- ビタミンB2:牛乳の約9倍
- ビタミンC:ほうれん草の約3〜5倍
- カルシウム:牛乳の約11倍、ほうれん草の約20倍
- カリウム:牛乳の約55倍、ほうれん草の約18倍
- マグネシウム:牛乳の約15倍、ほうれん草の約4倍
- 鉄:ほうれん草:約5倍
- カロチン:ほうれん草の約10倍
- 食物繊維:キャベツの約30倍、サツマイモの約56倍
- 蛋白質:牛乳の約15倍、ほうれん草の約1.5倍
このほかにも、銅、マンガン、亜鉛など多くのミネラル類がバランスよく含まれています。つまり、大麦若葉の青汁を飲むことによって、様々な要因によって引き起こされる症状を防ぐことが期待できるわけです。
● 大麦若葉青汁はこんな方・こんな症状におすすめです。
特に以下のような症状で悩んでいる方に大麦若葉の青汁をおすすめします。
- 高血圧または低血圧である
- 胃や肝臓に不安がある
- 便秘気味である
- 風邪を引きやすい
- 生活習慣病が気になる
- 野菜が不足がちである、または野菜が好きではない
- 外食が多い、または食生活が不規則である
- お酒を飲む機会が多い、または喫煙週間がある
- ストレスや疲労から体調が思わしくない